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JST創発的研究支援事業にデータ科学研究部門長 小林博樹教授の研究課題が採択

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は11月26日、創発的研究支援事業の2021年新規採択研究代表者および研究課題を発表しました。本事業に採択された259件の研究課題の一つとして東京大学情報基盤センター データ科学研究部門 部門長の小林博樹教授が提案した「野生動物間情報通信網による高線量地帯の生態調査」が選ばれました。

創発的研究支援事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ原則7年、最長10年という長期的に支援するもので、2020年、21年、22年にそれぞれ新規研究提案を募集しています。

小林教授が提案した研究では、社会的に貴重な情報である被曝地域等の音響生態学(サウンドスケープ)のフィールド調査において、AIを用いたデータ解析や野生動物間情報通信網による広域線量計測機構の実現となる研究活動を行います。

図1: 野生動物間情報通信網による高線量地帯の生態調査のイメージ図

創発的研究支援事業の詳細、採択課題については下記ホームページを参照してください。
https://www.jst.go.jp/souhatsu/index.html