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日本最高性能に認定されたスーパーコンピュータ Oakforest-PACS の運用開始記念式典が12月2日に開催されました。

東京大学情報基盤センター(センター長:中村宏)と筑波大学計算科学研究センター(センター長:梅村雅之)が共同運営する「最先端共同HPC基盤施設」(JCAHPC:Joint Center for Advanced High Performance Computing、施設長:中村宏)において日本最高性能に認定されたスーパーコンピュータ Oakforest-PACS の運用開始記念式典が12月2日(金)に設置場所である柏キャンパスで開催されました。式典には、文部科学省研究振興局長・小松弥生氏を始め多くの来賓、東京大学 五神総長、筑波大学 永田学長、及び開発に携わった多くの関係者が列席し、日本最高性能のスーパーコンピュータ運用開始を祝いました。

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式典でのテープカットの様子。 左から田中富士通社長、中村施設長、五神東大総長、小松振興局長、永田筑波大学長、梅村副施設長

 

中村宏施設長は式辞で、「スーパーコンピュータに対するニーズの高まりに対し、世界と肩を並べる計算能力を持ったマシンを運用することにより、共同研究や人材育成の現場において、より一層の社会貢献を行いたい。」と決意を述べました。

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式辞を述べる中村施設長(東京大学情報基盤センター長)

 

また、式典に先立ちシンポジウムも開催され、情報基盤センターの中島研吾教授から、「メニーコア型大規模スーパーコンピュータのご紹介」、同じく塙敏博准教授から「Oakforest-PACSにおける運用について」と題して講演が行われました。

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中島研吾 教授

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塙 敏博 准教授

今後、Oakforest-PACS は2017年3月末までの試験運用プログラムによる利用を経て、2017年4月より各種共同利用・共同研究プログラムに供される予定です。