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Oakforest-PACS 高速ファイルシステムキャッシュシステム試験運用開始のお知らせ

Oakforest-PACS利用者の皆様

Oakforest-PACSシステムをご利用いただきありがとうございます。

2017年7月14日 13:00より高速ファイルシステムキャッシュシステムの試験運用を開始いたします。1 TB/sec 近い高いファイルアクセス性能を達成可能な一方、既知の問題もありますので、以下の制限事項を熟読の上、下記URLで試験運用利用申込を行い、ご利用ください。
https://www2.ccs.tsukuba.ac.jp/cgi-bin/ime-test/form.cgi

● 制限事項
高速ファイルキャッシュシステムを構成するIMEサーバ50台の内、1台でも異常が発生した場合、高速ファイルキャッシュシステムの復旧作業が必要となります。障害発生時のジョブ影響は以下の通りです。

•高速ファイルキャッシュシステムへのすべてのアクセスがI/O待ちとなります。ファイルシステム復旧後、I/O待ちとなっていたアクセスは復帰し継続されます。
•ジョブが経過時間制限超過で終了したり、ジョブ状態がRUNNING状態のままと なり削除できない場合があります。
•実行中のステージイン処理は中断されます。そのため、既に投入済みのジョ ブがファイルシステム復旧後に実行された場合、ステージインが完了してい ないファイルにアクセスする場合があります。
•実行中のステージアウト処理は中断されます。そのため、ステージアウトが 完了しないファイルが存在する場合があります。障害の影響を受けたジョブにつきましては、ファイルシステム復旧後、sync-cache コマンドを実行し、手動でステージアウトを実行してください。

なお、高速ファイルキャッシュシステムの再構築が必要な障害が発生した場合は、高速ファイルキャッシュシステムにステージインおよび新規に作成したファイルが消失することがあります。その場合は、再度、ジョブを実行し、必要なデータを再作成する必要があります。

●試験運用利用申込制限事項を理解した上で、以下のURLより申込をお願いします。
https://www2.ccs.tsukuba.ac.jp/cgi-bin/ime-test/form.cgi