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スーパーコンピュータ Oakforest-PACS のストレージが IO-500のバンド幅部門にて再び世界一位に(2020年7月23日)

最先端共同HPC基盤施設(筑波大学計算科学研究センター・東京大学情報基盤センター)が運用するスーパーコンピュータ Oakforest-PACS が、スーパーコンピュータのストレージ性能の世界ランキングリストIO-500のバンド幅部門において再び第一位を獲得しました。

IO-500 は、2017 年11月に初めて公表されたストレージ性能の世界ランキングリストです。Oakforest-PACS のストレージシステムは2017年11月、2018年6月のランキングで総合第一位、2019年6月のランキングでバンド幅部門第一位を獲得してきました。2019年11月のランキングからルールが変更となり新しいランキングとなりましたが、2020年7月のランキングにおいてバンド幅部門で世界第一位を獲得しました。

ストレージ性能は大規模数値シミュレーションだけではなく、ビッグデータ・AI 処理に極めて重要で、ストレージ性能の向上は、スーパーコンピュータシステムの計算処理を向上させる上で大きな影響を及ぼす要素です。IO-500 では、大規模ファイルの書込・読込性能と小規模ファイルの書込・読込・リスティング性能を測定するベンチマークプログラムを用いてスコアが決定されます。

参考:

IO-500 2020-07 Full list

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