利用開始
利用開始までに必要な作業
ドメイン(例: xxx.yyy.u-tokyo.ac.jp)を新規に作成する場合と、既存のものからDNSホスティングサービスに移行する場合について、申請から利用までの流れを説明します。既存のものをDNSホスティングサービスに移行する場合には、綿密な計画を立てて実行しないと、一時的にウェブページが参照できなくなるなどの不具合が生じてしまいます。
以下、それぞれの場合について注意点を挙げながら、例を示します。なお、申請の際には、既存のドメインからDNSホスティングのサービスに移行する場合には、移行の日時等についてあらかじめご相談下さい。(ドメインの状況によって多少異なりますので、不明な点についても予めご相談ください。)
また、申請の前に、東京大学情報基盤センター学内組織向けDNSサーバ環境利用規則と東京大学情報基盤センター学内組織向けDNSサーバ環境運用ポリシーを必ずお読みください。
なお、情報基盤センターDNSホスティング担当のメールアドレス・内線番号・学内便送付先は問い合わせのページでご確認下さい。
A.新規にドメインを作成する場合の例(○申請者側作業、●センター側作業)
- ○あらかじめ、当該ドメイン(例: xxx.yyy.u-tokyo.ac.jp)の上位ドメイン(例: yyy.u-tokyo.ac.jp)管理者に、希望するドメインが使用可能か確認し、許可を得て下さい。DNS設定日時を決め、NSレコードの設定を依頼してください。設定内容はこちらのFAQのページをご覧下さい。
- u-tokyo.ac.jp直下のドメイン(例: yyy.u-tokyo.ac.jp)の利用許可は、UTNET広報にある「ドメインの申請」に従って申請してください。
- 上記以外のドメイン(例: xxx.yyy.u-tokyo.ac.jp)の利用許可は各部局のドメイン申請手続きに従ってください。なお、各部局のネットワーク担当者は「所属部局の部局担当者(学内専用)」を参照してください。
- ○ECCSクラウドメールのアカウント(@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)で新規利用申請フォームにログインし、新規利用申込のお手続きを行ってください。ECCSクラウドメールの初期設定の方法はECCSの広報サイトを参照してください。(利用開始まで2~3週間みてください。)
- 上位ドメイン管理者によるNSレコード登録が終わっている場合はその旨をメールで連絡ください。
- 上位ドメイン管理者によるNSレコード登録がDNSホスティングサービスの設定後になる場合は、そのドメインが上位ドメイン管理者から承認されているとわかるものを、メールの場合は転送等で、文書の場合は申請書の送付時にコピーを同封してください。
- 自組織のサーバをセカンダリサーバとして使用することを目的に、DNSホスティングの更新用サーバからゾーン転送を希望する場合は、その旨をメールにてご依頼ください。なお、上記の設定を行うことで利用負担金が別途発生する場合があります。詳しくは利用負担金のページを参照してください。
- ●DNSホスティング登録作業。登録完了後、更新用サーバへのログイン方法に関するご案内のメールを送付します。
- ○レコード登録、設定を行なう。
- ○ユーザーへ、クライアントのレゾルバ設定方法などお知らせする。
B.既存のドメインから移行する場合の例(○申請者側作業、●センター側作業)
- ○●具体的な移行の日時、方法の相談(移行作業完了まで3~4週間はみてください)。
- メールでご相談いただくか、もしくは予め連絡の上、窓口までお越しください。
- 少なくとも、移行日時(DNS変更日時)を決めます。ユーザーが多い場合には、移行日時や方法の周知徹底に時間がかかることなども考慮して、スケジュールを決めて下さい。
- 自組織のサーバをセカンダリサーバとして使用することを目的に、DNSホスティングの更新用サーバからゾーン転送を希望する場合は、その旨お知らせください。なお、上記の設定を行うことで、別途利用負担金が発生する場合があります。詳しくは利用負担金のページを参照してください。
- ○ECCSクラウドメールのアカウント(@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)で新規利用申請フォームにログインし、新規利用申込のお手続きを行ってください。ECCSクラウドメールの初期設定の方法はECCSの広報サイトを参照してください。(利用開始まで3~4週間みてください。)
- ●DNSホスティング登録作業。登録完了後、更新用サーバへのログイン方法に関するご案内のメールを送付します。
- ○上位ドメインの管理者に切替希望日時など、以下の内容を連絡。
- 決めた日時に、NSレコードの設定を変更するよう依頼してください。設定はこちらを参照
- ○DNSホスティングのコンテンツサーバにレコードの登録、設定を行う。
- 移行が完了するまで既存のDNSサーバーの設定は変えないでください。
- ○移行日時、クライアントのDNSサーバー設定方法などをユーザーへ連絡。
- 移行の日時、方法を早めにユーザーに伝えた方が混乱がなくていいかもしれません。特に利用者数が多い場合は、次項7.、8.の移行日までに情報が全員に伝わるように配慮して下さい。
- ○(上位ドメインの管理者と)打ち合せた日時に、DNS設定変更。
- 以降、移行ドメインの名前情報はDNSホスティングサービスのサーバに徐々に問い合わせがくるようになります。
- しかし、しばらくの間は旧サーバにも問い合わせがいくので、しばらくは旧サーバの状況を確認してください。
- ○クライアント端末のDNSサーバの設定の変更。
- ○十分な日数がたってから旧サーバの停止を行ってください。