第25回ASE研究会(Advanced Supercomputing Environment)が開催されました。
9 Dec. 2016
東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門が主催するASE研究会(Advanced Supercomputing Environment)が12月8日(木)に東京大学情報基盤センター4階遠隔会議室で開催されました(協賛:筑波大学計算科学研究センター,最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC),学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN))。
節目となる25回目を迎えた今回の研究会は,片桐孝洋教授(名古屋大学情報基盤センター)、王偉仲教授(國立臺灣大學應用數學科學研究所,Weichung Wang)、杜承翰博士(國立臺灣大學應用數學科學研究所,Cheng-Han Du)の3氏を講演者としてお招きし、平成28年度学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)国際共同研究課題として実施している「High-performance Randomized Matrix Computations for Big Data Analytics and Applications(代表:片桐孝洋,副代表:王偉仲)」において研究が進められ、今後ビッグデータ解析などの分野での応用が期待されるIntegrated Singular Value Decomposition (iSVD) に関する話題を中心に講演が行われました。講演者の熱のこもったプレゼンテーションに対して聴講者からの質問も相次ぎ、活発な意見交換が行われました。
ASE研究会はスーパーコンピュータでの高速化の鍵となる通信ライブラリや数値計算ライブラリ、およびスーパーコンピュータシステムの技術革新に対応し、スーパーコンピュータに関係する最新の研究成果をユーザと共有するために不定期で開催しているものです。研究会は一般公開で参加費は無料です。
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