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JSTさくらサイエンスプログラムのインドネシア学生らがスパコンを見学

8月1日(月)、JSTさくらサイエンスプログラムで来日中のインドネシア、チョクロアミノトパロポ大学の学生が千葉県柏市の東京大学情報基盤センターを訪問、スーパーコンピュータを見学しました。

国際青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプログラムは、新たな時代の社会を担う、世界の優れた人材を日本に短期間招き、日本の最先端の科学技術や文化に触れていただくプログラムです。「スーパーコンピューターの利用法と大規模ネットワークの役割を学ぶ技術体験」のテーマのもと来日したチョクロアミノトパロポ大学の学生7名と引率教員 (Dr. Irwan Ramli) は日本側の受入機関である理化学研究所の渡邊功雄 専任研究員ら仁科加速器科学研究センター中間子科学研究室の研究者と学生に伴われ、東京大学柏IIキャンパスの情報基盤センターを訪れました。

見学に先立ち、情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門長の中島研吾教授による講義があり、講義の後にはインドネシアの学生がスパコンを使うにはどのような手続きが必要か、など、実際のスパコン利用につながる質疑応答も繰り広げられました。

続いての見学は4、5人の小グループごとにスーパーコンピューティング研究部門の教員がセンターの最新のスパコンWisteria/BDEC-01データ利用社会創成プラットフォーム mdx などを案内し、それぞれの計算機、ストレージやネットワーク、消費電力など、各所で丁寧な紹介が行われました。

東京大学情報基盤センターでは、2020年から新型コロナ感染症のため見学受け入れをお断りしていましたが、東京大学の活動制限緩和を受け、感染防止対策の徹底、発熱や咳などの症状のある方は入構しないでいただく、対応者が自宅療養などで不足する場合は中断、などの条件つきで見学受け入れを再開しました。今回の見学にあたり、建物入り口での検温、密を避けるための多チャンネルのワイヤレスガイドの導入などを実施しました。今後も見学受け入れにあたりご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご協力よろしくお願いいたします。


東京大学柏IIキャンパス入り口にて記念写真


スーパーコンピューティング研究部門長 中島研吾教授による講義
「Innovative Scientific Computing by Integration of (Simulation + Data + Learning)」


データ利用社会創成プラットフォーム mdx について説明中


最新のスパコン Wisteria/BDEC-01(Aquarius) の前で記念写真


質疑応答風景


Wisteria/BDEC-01(Odyssey)のプロセッサについて説明中


Wisteria/BDEC-01(Odyssey)について説明中


真剣な眼差しで話を聞いています


Wisteria/BDEC-01のネットワークについて話しています


8月1日、猛烈に暑い日でした