東京大学柏キャンパス一般公開

情報基盤センター 特設ページ

2022/10/21(金)〜28(金) オンライン開催

ご訪問ありがとうございます

2022年の東京大学柏キャンパス一般公開は10月21日(金)〜28日(金)にかけて開催されました。情報基盤センターの企画はオンラインで開催され、ほとんどの企画のアーカイブ動画はこのページで視聴できます。どうぞお楽しみください。

2023年の柏キャンパス一般公開は例年通り10月後半に開催予定で、今年は出来る限り多く対面の企画を復活させたいと考えています。東京大学情報基盤センターのSNSなどでも随時お知らせしますのでぜひフォローなどお願いします。

情報基盤センターへようこそ!

東京大学情報基盤センターは、「情報メディア教育研究部門」「データ科学研究部門」「ネットワーク研究部門」「スーパーコンピューティング研究部門」の4つの研究部門が連携して研究を行うとともに、東京大学全学の教育・研究に欠かせない情報基盤を設計・導入し、安定運営することを重要な使命としています。さらに、国内有数の先進性と規模を持つコンピューターシステムを構築し、全国の研究者に最先端の情報基盤を提供しています。

東京大学情報基盤センターホームページ

  

東京大学柏キャンパス一般公開の催し物

情報基盤センターでは主に10月21日(金)22日(土)23日(日)にライブ配信の講演、バーチャル見学会などを開催します。

特別講演会以外の講演はビデオ会議アプリ「Zoom」を使って参加できます。事前予約は不要、もちろん参加無料です。また終了後、アーカイブ映像へのリンクも掲載予定です。どうぞお楽しみに。

 

昨年度の様子(柏キャンパス一般公開2021)は こちら

いつでも見られるコンテンツ

 

mdxとSINETが切り開く未来

    

「データ活用社会創成プラットフォームmdx」は、用途に合わせて研究環境をオンデマンドで短時間に構築・拡張・融合できる、データ収集・集積・解析のためのプラットフォームを提供します。
この動画では、mdxの特徴と、mdxやSINETを活用した研究事例について解説しています。
mdxの詳細、利用については https://mdx.jp/ を参照してください。

 

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」システム紹介

    

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」のシステム紹介映像です。

 

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」研究紹介

    

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」の概要説明・システムを利用した研究の紹介です。
キャンパス一般公開当日はスーパーコンピュータ室から生配信を行うバーチャル見学会や、スパコンについての疑問・質問にお答えするコーナーもあります。

東京大学情報基盤センターの広報誌「nodes」創刊号(2022年3月発行)です。

こちらからオンライン版の閲覧、PDFのダウンロードができます。

東京大学情報基盤センターの広報誌「nodes」第2号(2022年9月発行)です。

こちらからオンライン版の閲覧、PDFのダウンロードができます。

東京大学情報基盤センターのスーパーコンピューティング、データ科学のパンフレット(英語版、2022年10月改訂)です。

こちらからPDFのダウンロードができます。

10月21日(金)のイベント

21日(金) 15:00 - 15:30

柏のスパコン、見てみよう!聞いてみよう!

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」

中島 研吾(なかじま けんご)・塙 敏博(はなわ としひろ)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

東京大学情報基盤センターの「Wisteria/BDEC-01」は国内最大級の計算能力を有するスーパーコンピュータであり,「計算・データ・学習」融合という新しいコンセプトに基づいています。マシンルームからの映像も交え,スパコンについての疑問・質問にもお答えします。

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10月22日(土)のイベント

22日(土) 11:00 - 11:30

コンピュータの中にコンピュータ!?mdxからたどるOS仮想化のはなし

空閑 洋平(くが ようへい)
情報基盤センター データ科学研究部門

データ活用社会創成プラットフォームmdxでは、「OS仮想化」という技術で、利用する人ごとに使いやすい環境とセキュリティを実現しています。仮想化とは何か、何ができるのか、何が素晴らしいのかについて、今年からサービスを開始したmdxを例にとって、わかりやすくお話しします。

YouTubeでアーカイブを視聴

22日(土) 11:45 - 12:15

柏のスパコン、見てみよう!聞いてみよう!

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」

中島 研吾(なかじま けんご)・塙 敏博(はなわ としひろ)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

東京大学情報基盤センターの「Wisteria/BDEC-01」は国内最大級の計算能力を有するスーパーコンピュータであり,「計算・データ・学習」融合という新しいコンセプトに基づいています。マシンルームからの映像も交え,スパコンについての疑問・質問にもお答えします。

YouTubeでアーカイブを視聴

22日(土) 13:00-13:40

特別講演会

人工知能の最先端研究に迫る ~大規模グラフニューラルネットワークの世界へ

 

鈴村 豊太郎(すずむら とよたろう)

情報理工学系研究科/情報基盤センター データ科学研究部門 教授

YouTubeアーカイブをこちらからご覧いただけます

 グラフ構造は、グラフ理論と呼ばれる学問領域から生まれ、デジタル空間・現実世界における「モノ・コト・ヒト」の関係性を簡潔に表現できるデータ構造として注目を浴びています。グラフ理論では、「モノ・コト・ヒト」をノード、ノード同士との関係性をエッジと呼び、あるノードに繋がるノードを検索するには、エッジを辿ることによって高速に検索することができます。

 グラフ構造の実社会応用は枚挙に暇がありません。ソーシャルネットワークにおけるユーザーの関係性、金融システムにおけるお金の流れ、オンラインショッピングサイトにおけるユーザーと商品との関係、自然言語における単語間の関係、化学物質における分子・原子同士のつながりなど、幅広い分野に応用できます。また、扱うグラフ構造の規模は、化学物質のような小規模グラフから、ソーシャルネットワークのような、ノード数が数十億、エッジ数が数百億以上の大規模グラフまで多岐にわたり、時間的にも動的に変化するという特徴があります。

 画像認識や音声認識などの分野で、ニューラルネットワークを用いた深層学習が古典的な機械学習の手法を駆逐していますが、「グラフ」の世界にも、それらの波が到来しています。グラフ構造では、ノードやエッジ、もしくはグラフ構造全体の性質や役割を学習・予測するため、大規模なグラフ構造データからニューラルネットワークを用いて帰納的に学習する手法「グラフニューラルネットワーク」が盛んに研究されています。本講演では、このグラフニューラルネットワークの世界の一端をご紹介したいと思います。

22日(土) 13:40-15:00

(特別講演会をご覧ください。)

22日(土) 15:30 - 16:00

冬眠するブラックホール

~銀河衝突がもたらす大質量ブラックホールのエネルギー源の流失~

三木 洋平(みき ようへい)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

中心に巨大ブラックホールをもつ銀河と銀河をぶつけて、どうなってしまうのか観察する、といった壮大な実験は、現実世界ではとても試せませんが、スパコンの中ならできちゃいます。そんな、スパコンの中に宇宙を作り、私たちが住むこの宇宙がどうなっているのかを確かめる研究についてお話しします。

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22日(土) 16:30 - 17:15

シミュレーションってなあに?

- スパコンで再現する物理現象

下川辺 隆史(しもかわべ たかし)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門
 

意外と身近なところでも活躍しているスパコンによる物理シミュレーション。その原理を解説します。

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22日(土) 17:15 - 17:45

人類と地球を護るスパコン:「計算・データ・学習」融合による地震シミュレーション

中島 研吾(なかじま けんご)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

スパコンは,地震,津波,台風,洪水など,様々な自然災害に関連したシミュレーションにも利用されており,人類と地球を護ることに貢献しています。 地震発生の予測は非常に困難ですが,現在は,地震発生後の被害を最小限に抑える,減災のための研究が盛んに行われています。本研究では,地震により生成される波,すなわち地震波が伝わる様子を計算する,強震動シミュレーションと地震計の観測データを組み合わせる,「リアルタイムデータ同化」という手法について紹介します。

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10月23日(日)のイベント

23日(日) 11:00 - 11:30

AIとスパコンが生み出す次世代の科学技術シミュレーション

芝 隼人(しば はやと)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

近年、AI が生み出したツールの中には驚くほど便利なものがあるのを実感している方も多いと思います。このようなAIを生み出すのに、近年スーパーコンピューターは必須のツールとなっています。さらに、人類が叡智を集めて改良を重ねてきたシミュレーションの方法も AI が置き換えてしまうのではないか、という勢いです。簡単なデモも交えながら、近年の AI とシミュレーション、スーパーコンピューターの関係をご紹介します。

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23日(日) 12:00 - 12:30

柏のスパコン、見てみよう!聞いてみよう!

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」

中島 研吾(なかじま けんご)・塙 敏博(はなわ としひろ)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

東京大学情報基盤センターの「Wisteria/BDEC-01」は国内最大級の計算能力を有するスーパーコンピュータであり,「計算・データ・学習」融合という新しいコンセプトに基づいています。マシンルームからの映像も交え,スパコンについての疑問・質問にもお答えします。

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23日(日) 13:00 - 13:30

30分でだいたいわかるスパコンプログラミング

星野 哲也(ほしの てつや)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

実は簡単?!スパコンで必須の並列プログラミングについて、ゆっくりじっくり、わかりやすく解説します!

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23日(日) 14:00 - 14:30

東大キャンパスネットワークと世界のインターネット

中村 遼(なかむら りょう)
情報基盤センター ネットワーク研究部門

「インターネットにつながっている」とはどういうことなのでしょう。みなさんのスマホやパソコンに表示されるさまざまな情報は、突然そこにあらわれているわけではありません。本ミニ講演では、東京大学の教育・研究活動を支える高速なキャンパスネットワークを題材に、インターネットにつながるとはどういうことかを見ていきます。

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23日(日) 15:00 - 15:30

柏のスパコン、見てみよう!聞いてみよう!

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータ「Wisteria/BDEC-01」

中島 研吾(なかじま けんご)・塙 敏博(はなわ としひろ)
情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門

東京大学情報基盤センターの「Wisteria/BDEC-01」は国内最大級の計算能力を有するスーパーコンピュータであり,「計算・データ・学習」融合という新しいコンセプトに基づいています。マシンルームからの映像も交え,スパコンについての疑問・質問にもお答えします。

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