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(開催終了)第9回 部局セキュリティ担当者向け研修について(6月19日開催)

 昨今の急速なDX推進に伴い、東京大学でも様々な情報システムの重要性が増しています。一方で、システムの安全性を脅かすサイバー攻撃や個人を狙った情報の詐取といった脅威も増大しています。
 このような背景をふまえ、情報セキュリティ教育研究センター(SIセンター)と情報基盤センター情報セキュリティ研究体は、セキュリティ実務研修として「部局セキュリティ担当者向け研修」を実施しています。本研修は、部局CERTの方だけではなく部局CERTをサポートしている方々(例えば、専攻・部門など部局内でのセキュリティ担当者など)もご参加頂けます。

 研修は初級コースと中級コースがあり、2024年5月現在下記 3種類のコースが開催されています。なお、初級コース A と初級コース Bの両方を修了された方には、修了証書を発行しております。
初級コース A (カリキュラム A)
初級コース B (カリキュラム B)
中級コース (ログ調査)

 それぞれのコースの詳細、修了証書の発行、および過去の開催履歴については、
https://si.u-tokyo.ac.jp/staffsecurity/ を御覧ください。

 今回は、第9回部局セキュリティ担当者向け研修として下記日程にて初級コース B (カリキュラム B) の研修を開催します。

開催日時
2024年6月19日 (水) 13:00-18:30
研修内容 : 初級コース B (カリキュラム B)
「マルウェアや脆弱性調査、インシデント対応」

概要
 マルウェアやリモートコード実行などの具体的なサイバー攻撃について理解し、それら攻撃を未然に防ぐための技術について学びます。また、発生前のインシデントに対する予防、発生したインシデントに対する順位付け及び緊急対応による回復について学びます。

参加にあたっての前提条件
事前に講義動画を視聴できること
Zoom および Web ブラウザが使えるネット環境と PC を準備できること

研修受講方法
 本研修は、講義パートと演習パートに分かれています。講義パートについては、事前にオンラインにてビデオ視聴を行っていただきます。演習パートは研修当日に実施されます。演習は Zoom にてリアルタイム受講していただきます。

講義パート
科目名・概要
マルウェア解析
 マルウェアの静的・動的解析を講義により学ぶ
サイバー攻撃と脆弱性
 脆弱性の攻略方法について講義により学ぶ
認証と認可
 技術的な認証・認可における基礎から東京大学の先端的な取り組みを講義により理解する
インシデント対応演習設計法
 「防災訓練」を参考に、インシデント対応を各部局で実現する際の机上演習について講義により学ぶ

演習パート
科目名・概要
マルウェア解析演習
 マルウェアの静的・動的解析を演習により学ぶ
サイバー攻撃と脆弱性演習
 脆弱性の攻略方法について演習により学ぶ
インシデント対応演習
 インシデント対応オンラインゲームによる有効な対応策と事前準備、事後対応の知見の実践的な獲得を演習により学ぶ

実施人数
3名以上 20名以下
(申込みが3名に満たなかった場合には開催を中止させて頂く場合があります。また、20名を超えた場合には抽選とさせて頂きます。ご了承ください)

当日のスケジュール
13:00 – 15:15 : マルウェア解析と脆弱性解析演習
15:30 – 18:30 : インシデント対応オンラインゲームによる演習

申し込み
   下記 Google フォームからお申し込みください
   ※締切ました。(申し込み締め切り : 2024/6/12(水) 17:00)

問い合わせ先
   情報基盤センター 情報セキュリティ研究体 ()

以上