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第12回 部局セキュリティ担当者向け研修について(12月19日開催)

 昨今の急速なDX推進に伴い、東京大学でも様々な情報システムの重要性が増しています。一方で、システムの安全性を脅かすサイバー攻撃や個人を狙った情報の詐取といった脅威も増大しています。
 このような背景をふまえ、情報セキュリティ教育研究センター(SIセンター)と情報基盤センター情報セキュリティ研究体は、セキュリティ実務研修として「部局セキュリティ担当者向け研修」を実施しています。本研修は、部局CERTの方だけではなく部局CERTをサポートしている方々(例えば、専攻・部門など部局内でのセキュリティ担当者など)もご参加頂けます。

 研修は初級コースと中級コースがあり、2025年10月現在、下記 4種類のコースが開講されています。なお、初級コース A と初級コース Bの両方を修了された方には、修了証書を発行しております。
●初級コース A (カリキュラム A)
●初級コース B (カリキュラム B)
●中級コース (ログ調査)
●中級コース (アクセスリスト設定)

 それぞれのコースの詳細、修了証書の発行、および過去の開催履歴については、
 https://si.u-tokyo.ac.jp/staffsecurity/ を御覧ください。

 今回は、下記日程にて初級コース A (カリキュラム A) の研修を開催します。

●開催日時
〇2025年12月19日 (金) 13:30-18:00
●研修内容 : 初級コース A (カリキュラム A)
〇「サイバー攻撃の予防/防御、攻撃手法とリスク対応」
●概要
部局に置かれた情報システムに対するサイバー攻撃を予防/防御するために、各情報システムや支線ネットワークで行う監視技術に関して理解を深めます。また、サイバー攻撃の仕組みを理解し、それらを予防/防御するために必要なリスク対策に関して、座学と演習を通じて学びます。
●参加にあたっての前提条件
〇事前に講義動画を視聴できること
〇Zoom および Web ブラウザが使えるネット環境と PC を準備できること
●研修受講方法
本研修は、講義パートと演習パートに分かれています。講義パートについては、事前にオンラインにてビデオ視聴を行っていただきます。演習パートは研修当日に実施されます。演習は Zoom にてリアルタイム受講していただきます。
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講義パート
科目名:サイバーセキュリティ動向と国際標準(ISMS)
概要:国内・海外における規制動向と、部局CERTとして知っておくべきスタンダードを講義により学ぶ
科目名:サイバー攻撃手法とリスク対応
概要:サイバー攻撃の動作原理をサイバーキルチェーンの概念を通じて学び、アクセス制御、リスクアセスメント方法を講義により学ぶ
科目名:ネットワーク運用監視基礎
概要:SNMP, xFlow, syslog 等によるネットワーク機器の監視について学ぶ

演習パート
科目名:ネットワーク運用監視基礎演習
概要:VMによるサーバ構築、MRTG/PRTG, ntop/Munin 等による可視化、PCAP による通信解析を演習により学ぶ
科目名:シナリオ型演習
概要:サイバー攻撃対策、リスク監視の基本計画を演習により学ぶ。
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●実施人数
〇3名以上 20名以下
(申込みが3名に満たなかった場合には開催を中止させて頂く場合があります。
また、20名を超えた場合には抽選とさせて頂きます。ご了承ください)
●当日のスケジュール
〇13:30 – 15:30 : ネットワーク運用監視基礎演習
〇15:45 – 18:00 : シナリオ型演習
●参加申し込み
下記 Google フォームからお申し込みください
https://forms.gle/L5bEYK5CpzmaZmZ3A
申し込み締め切り : 2025/12/12(金) 18:00
●問い合わせ先
情報基盤センター 情報セキュリティ研究体 ()