「情報の抹消」のための物理破壊機提供サービス
情報基盤センターでは、学内の研究室、事務室等の個人、組織で不要となった磁気記録媒体(HDD,SSD)を物理的に破壊し「復元が困難な状態にする」機械を本郷、駒場第一キャンパスに準備しています。利用を希望する方(組織)は、下記の要領でお申し出ください。
申し込み先:
- 本郷:福武ホールB1F事務室
- 9:00-12:00,13:00-17:00 内線(20341)
- 駒場:情報教育棟1Fシステム受付
- 9:00-12:00,13:00-17:00 内線(46140)
E-mail: ecc-support [at mark] ecc.u-tokyo.ac.jp (本郷・駒場共通)
(” [at mark ]” を “@” に置き換えてください)
利用方法:
利用者は、メールにて事前予約し、破壊したい媒体のみの状態で(PCやケースから取り外し、付属品類も取り外した状態にしてください)次の受付窓口まで持込み、利用者自身で指定された場所で操作(油圧ポンプのレバーを何回も押)し破壊し、破砕物の回収・持ち帰りをしていただきます。(破砕時にゴミが発生しますのでHDDが入るゴミ袋をご用意下さい)
本郷:福武ホールB1F事務室
駒場:情報教育棟1F業務室
料金は無料です。
利用上の注意:
- 利用者は、破壊されたHDD等が鋭利になっているので軍手をするなりご注意願います。内部では、油圧ジャッキの構造で3Tの圧力が掛かります。詳細は、備付の取扱い説明書をご覧ください。
- HDDは本体以外の金具を全て外した状態で、SSDはケースから外し基板のみの状態で指定の方向で破壊機本体に装着します。装着方向を誤ると、取り出せなくなります。
利用者は、事前に上記の状態にしてお持ちいただだけるようお願いします。 - 本機は、DoD5220.22M 等、米国のDoD(国防総省)やNSA(国家安全保障局)のHDD 物理破壊基準に準拠しますが、この破砕だけですとディスク上にデータは残っている状態です。 機密性の高い情報は、事前に媒体を初期化する、無意味なデータを何度か書き込む等の処理を、情報の内容により判断し実施いただくようお願いいたします。 いずれにしてもご利用にあっては、自己責任でご利用いただける様お願いします。
機器名:
日東造機CrushBox 手動式 ハードディスク破壊機 HDB-30V メーカーHP
準拠:
DoD5220.22M 等、米国のDoD(国防総省)やNSA(国家安全保障局)のHDD 物理破壊基準に準拠します。DoD NSA GSA Physical Hard Drive Destroyers
HDB-30V 仕様:
処理対象 3.5 インチ HDD, 1~2.5 インチ HDD/SSD 各 1 台
破壊方式 物理破壊
V , M字 圧迫破壊 DoD 5220.22M (米国 NSA 準拠)
処理時間 約 10 秒(3.5 インチ HDD 破壊時=レバー操作 15 回程度)
安全機構 メディア投入扉安全機構、破壊完了インジケーター
付属品 アダプタ(1)
ドライバ、ゴミ掃除ブラシ キャリングバッグ 各 1 個
寸法 175x235x400mm
重量 12.0Kg
圧壊力 3.0 トン